2023年3月23日(木)埼玉県入間川にコイの産卵床を設置いたしました。場所は入間市立黒須中学校の裏手を流れる入間川で、毎年産卵床を設置している地点です。
当日は午前10時にスタッフが集合し、約1時間掛けてコイの産卵床を5基設置いたしました。入間漁協から古島組合長、平沼副組合長はじめ4名、地元の釣具メーカー株式会社バリバスの社員3名、日釣振埼玉県支部から吉田俊彦役員はじめ5名、計12名が参加いたしました。
集合して、まず入間漁協の古島照夫組合長の挨拶があり、続いて日釣振埼玉県支部の吉田俊彦役員から作業の手順の説明がありました。吉田役員は入間漁協の役員も兼ねています。
作業は産卵床を5基作るので、5基に分かれて、予め用意しておいたパーツを木枠に取り付けました。産卵床の製作に当たり入間漁協様、埼玉県水産研究所様には大変お世話になり、ご指導もいただきました。出来上がった産卵床は河川の設置予定の地点にスタッフの手で設置されました。産卵床の木枠はポリエチレンのソフトロープで接続して、ポリエチレンのテープを短冊状にしたもの、笹と樫の木の枝葉で作ったもの3種類の産卵床を取り付けました。昨年はポリエチレンの短冊に一番多く産卵していました。これまでは、木枠の接続などはポリエチレンではなく自然素材を用いての試みもしていましたが、強度の問題からポリエチレンを使い、産卵後回収することになりました。
産卵床の設置にはつり環境ビジョンコンセプトに基づくLOVE BLUE事業の資金が使用されました。
事業紹介
魚道・産卵床