目的
釣りを通じた環境学習は、小学生及び教員などを対象に、身近な海や川、湖沼の魚族資源や水辺環境等への興味関心の醸成や、水辺でのルール・マナー・安全対策等の啓発を通じ、青少年の健全な成長、社会の発展に貢献することを目的に推進しています。
概要
以下の3つのフェーズで事業を推進しています。
- 事前調査:モデル校校長及び教員にヒアリングを実施。本事業への期待や、実施案を検討します。
- 講座:身近な水辺での活動をテーマに以下の構成で講座を実施します。
- 釣魚の紹介
- 地元の水辺の紹介(歴史、現状、変化、課題)
- 市民活動等の紹介
- すぐにできる環境行動の紹介
- その他
- フィールドワーク(FW):身近な水辺での自然体験をテーマに以下の構成で実施します。
- 実釣
- 自然観察
- ごみ拾い
- その他
環境学習イメージ
- 講座:事前調査での各校各クラスの要望を踏まえ資料等を編集し講義を実施します。
資料構成は以下のとおりです。各地域の現状を踏まえ展開可能です。
- 身近な水辺の紹介:地形編、歴史編、生き物編
- 身近な水辺の課題:遊ぶ場が少ない、ごみ問題、地球温暖化
- 自分たちでできること:環境活動紹介(地球温暖化対策、生物多様性保全など)
- 児童との対話:質疑応答など
- フィールドワーク(FW):
プログラム:※最短60分より実施可。体験価値向上のため時間は120分くらいが望ましい。
- 座学 10分~ ※主に安全啓発
- フィールドワークA・釣り調査 25分~
- フィールドワークB・自然観察 25分~
開催実績
- 2023年:
- 横浜市立幸ケ谷小学校、横浜市立みなとみらい本町小学校、横浜市立篠原小学校、横浜市立駒岡小学校、川崎市立平間小学校、三浦市立名向小学校、逗子市立小坪小学校、桶川市立川田谷小学校、ヒミツキチ学園
- 2022年:
- 横浜市立幸ケ谷小学校、横浜市立みなとみらい本町小学校、横浜市立篠原小学校、川崎市立平間小学校、三浦市立名向小学校
- 2021年:
- 横浜市立幸ケ谷小学校、横浜市立みなとみらい本町小学校、横浜市立篠原小学校
先生方からのご感想:※一部抜粋
- 担任だけではとてもできない豊かな経験をさせていただき、大変感謝している。
- 実際の体験や知識量の豊富さで、教員自身も勉強になりました。
- 地元の環境について考えることが中学年の子どもたちには何よりも必要なことだと考えます。
- 本校の教育活動(ESD/SDGs)、児童、保護者、教職員への理解があるため、どのような活動においても定型なものではなく、より最適な内容を検討、提供していただき、大変有効であると感じています。
- 地元の海でフィードワークをする価値は掛け替えのないことです。子どもたちも大変喜んでいたので、やって良かったと思っています。

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