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魚道・産卵床
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岡山県10月6日・岡山県岡山県高梁川にアユ産卵場を造成

当会の評議員をお願いしている日大の安田教授の指導のもと、2021年10月6日、岡山県を流れる高梁川の倉敷市水江地区に架かる倉敷大橋下流2か所で、アユの産卵場造成作業が行われました。
作業開始は8時。1か所目は橋の約170m下流左岸側で、ここは川底の下深く導水管が川を横切って埋設されており、この導水管を保護するためコンクリートブロックが設置され、流れが瀬のようになっている。この瀬の上流側にあるブロックの間に重機の届く範囲でアユが産卵に好む小石(径1~4cm)を敷設する事と、瀬の下流側がえぐられて深くなりすぎて産卵に適さなくなっているので、そこに砂利を入れて適度に浅くするという作業を行った。
2か所目は橋の上流約150m。この場所は全体に土砂が堆積し川中に島ができており、流れが緩く池の様に見える。川中の島から右岸側を石で堰止めしているが、この堰止め部分を少し伸ばし、島から左岸側の川底を掘って流れを良くする作業を行った。水の流れが緩いと、石に泥が付着しアユが産卵しないため流れを速くし、泥の付着を防ぎ産卵しやすくした。
作業は途中12時から1時間の休憩をはさんで14時過ぎに終了。今後岡山県水産研究所は産卵場のカワウ防除のテグス張り(10月8日)や、産卵の計測を実施していく予定との事。
今回参加者は岡山県農林水産総合センター水産研究所(2名)、日本大学 安田教授、高梁川漁業協同組合(2名)、岡山県内水面漁業協同組合連合会(2名)、岡山県農林水産部水産課(1名)、三宅建設株式会社(2名)、日本釣振興会(1名)の計11名。
産卵場の造成にはつり環境ビジョンコンセプトに基づくLOVE BLUE事業の資金が使用されました。

魚道・産卵床
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