今年第1回目となるアオリイカの産卵床設置が、4月12日和歌山県串本沖で行われました。毎年地元のダイビングショップの協力を得て実施しておりますが、今年も4月10日の午後11名で許可を得てある私有地で雑木の切り出しを行いました。軽トラック約6台分の雑木を伐採し港に運んだ後、20キロの砂を詰めた土嚢30個を作り1日目の準備は終了。
2日目の4月12日は南紀シーマンズクラブ、串本マリンセンター、バブルリングダイバーズから
18名のダイバーの協力を得て、3隻の船で産卵床を設置場所まで運びました。設置場所では船から産卵床を海中に投入し、その後ダイバーが土嚢を産卵床に縛り付け水中で固定しました。
昨年は4か所に設置しましたが、1か所は産卵の結果が良くありませんでした。今年は昨年良くなかった場所の替りに新しい場所を追加して、昨年同様4か所に設置をして3時間の作業を終了しました。
今年も多くのアオリイカが産卵してくれることを期待しています。日本釣振興会では今年つり環境ビジョンコンセプトに基づくLOVE BLUE事業の資金を使用して、全国9カ所でアオリイカの産卵床の設置を計画しています。
事業紹介
魚道・産卵床