2017年5月20日(土)、昨年に引き続き静岡県伊東市にある八幡野漁港でアオリイカの産卵床を設置しました。今年もブルーエコサポートのボランティアダイバー14名と、いとう漁協八幡野支所さんの全面的協力を得て実施されました。
八幡野漁港には前日までに産卵床となる大量の木の枝と、土嚢用の砂利がいとう漁協さんの手配ですでに準備されていました。9時にダイバーさん達が集合し、まず伐採してある木の枝2、3本をまとめてロープで縛り産卵床を作りました。その後土嚢を作り、産卵床とともに船2隻で産卵床を設置する八幡野漁港沖まで運び、土嚢を縛り付けて海中に投下。場所は八幡野漁港から約500㍍、城ケ崎海岸から150㍍ほど沖で、水深は約15メートル。城ケ崎海岸は磯釣り場になっており、この日も多くの釣り人が釣りをしていました。
産卵床を投下後いったん港に帰港、こんどはダイバー達を乗せて産卵床を投下した場所に戻りチームに分かれて水中作業を開始。あちこちに散らばって投下されている産卵床を海底に張られたロープに沿って移動させて列になるように配置。作業は約1時間で終了しました。
昨年は設置した産卵床にはアオリイカの産卵が確認されていますので、今年も産卵を期待して昼前に作業を終了しました。
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