平成26年5月24日、周防大島町和田漁港沖で産卵床の設置を行った。産卵床を設置した場所は、昔アマモが多く繁殖しアオリイカの産卵場所となっていた。しかし近くの海岸から砂が流されアマモ場が埋まり、アオリイカの産卵場は消失してしまった。その後防砂堤が2本設置されたので、防砂堤の間に産卵床を設置することになった。
5月23日の午後、雑木約120本を伐採し港に運び、5,6本を束にして産卵床にした。また、水中で産卵床が倒れるのを防ぐため、産卵床を縛り付けるロープを2本の防砂堤の間に張った。
5月24日は産卵床を船に積み込み、設置場所へ移動。産卵床を海に投入後、ダイバー6名が産卵床を土嚢で海底に固定し、船上では産卵床が倒れないよう水面のロープに産卵床の先を縛りつけた。この日の作業は約4時間で終了。地元マスコミ4社の取材があった。
事業紹介
魚道・産卵床