(公財)日本釣振興会では埼玉県入間川漁業協同組合武蔵野支部と協力して、4月16日に入間市の黒須中学校裏の入間川にコイの産卵床を設置しました。
今回の産卵床設置にあたり、日釣振埼玉県支部役員でもある吉田俊彦入間漁協武蔵支部長が埼玉県水産研究所において指導を受けて、特製の産卵床を作成しました。
角材をA字型に組立、そこに人工の産卵藻を取り付け、川の浅瀬4か所に設置しました。
日釣振本部から3名、埼玉県支部岡田信義支部長、マルキユー社員2名、荒井一郎埼玉県支部役員とモーリス社員、入間川漁協の組合員、奥山文弥東京海洋大学客員教授等が設置作業に協力し、1時間で設置を終了しました。
その後産卵が行われたとの報告があり、4月24日吉田役員と埼玉県水産研究所の出口水産技術担当部長が産卵された卵の確認をしてきました。
1か所(1基)に約30万粒ほどの卵が産み付けられており、4か所(4基)では120万粒ほどになるとのことでした。
コイはコイヘルペスで放流ができない状況が続いておりますので、産卵床を設置することでコイを増やす活動を継続するつもりです。
今回の産卵床設置にはつり環境ビジョンコンセプトに基づくLOVE BLUE事業の資金が使用されました。
事業紹介
魚道・産卵床