全国の河川には魚道が設置されておりますが、多くの魚道は魚たちにとっては遡上しにくい、または遡上できない状態になっており十分に機能をしているとは言えません。
日釣振の評議員をお願いしている、日本大学理工学部土木工学科の安田陽一教授は、魚の遡上が阻まれている場所に簡単な石組を作ることで、魚の遡上を助ける魚道の研究を行っていることから、安田教授の協力を得て石組魚道の設置をすることになりました。2018年は3か所での設置を計画しています。
2018年7月2日は茨城県久慈川の魚道で石組を行いました。この時は地元久慈川漁協及び安田先生の研究室の学生等にも手伝って頂き、魚道の隙間に小石を詰めることで魚が遡上しやすくなる工事を行いました。
この石組魚道の設置には、つり環境ビジョン(LOVE BLUE事業)の資金が使用されています。