2017年5月9日、3週前に悪天候で順延となっていた、和歌山県田辺湾(江津良沖)と白浜町沖(白良浜西方沖)での(公財)日本釣振興会主催の「アオリイカ産卵床設置作業」が和歌山南漁業協同組合と地元白浜町・田辺市の有志(遊漁船、ショップ、メーカー、渡船、ダイビングショップ等)の方々の協力を得て実施されました。
前日の8日午後に有志7社・7名にて産卵床に使用する木の枝の伐採(軽トラ2台分)と土嚢(40個)の作成作業が行われ、内半分の木枝と土嚢は9日の支援船に積み込み、半分は出発港の湯﨑漁港に運び込みました。
当日は午前9時00分に、船上スタッフとして有志10社・10名、ダイバー1社・2名が集合、挨拶と打ち合わせの後準備にかかりました。
9時20分に船3隻に分乗し、最初の設置場所田辺湾(江津良沖)に向かって出港、現場には25分程で到着、土嚢を付けた木枝(軽トラ1台分)を順次海中へ投下、10時頃に潜水作業を開始しました。
現場は水深7m程の砂場で 作業は30分程で終わり、次の設置場所である白良浜沖に向かい、20分程で到着しました。
白良浜沖では昨年設置した漁礁ではなく、近くの台状になっている砂場(水深17m~18m)に設置、11時30分頃無事終了しました。
昨年は残念ながら産卵は見られませんでしたが、今年は何とか産卵を、と期待しながら食事、解散となりました。
事業紹介
魚道・産卵床