日釣振の環境委員会ではコイの増殖事業を推進することになり、川崎河川漁業協同組合と共同して3月20日、4月10日、4月16日多摩川の下流域3か所でコイの産卵床を設置しました。日釣振でも昔はコイの稚魚放流を行っていましたが、コイヘルペスの発生後稚魚放流は行われておりません。多摩川も河川の改修等によりコイが自然産卵できる場所が減り、またカワウの食害の影響もあり、コイの数が減っています。産卵床は木枠にシュロの葉やビニールを縛り付けたもので、水深50~60㌢の場所に設置しました。4月16日には、前に設置した産卵床にたくさんのコイが集まり、盛んに産卵活動をしているのが観察されました。
事業紹介
魚道・産卵床