平成28年5月28日山口県大島郡周防大島町和田漁港にて今年2回目となるアオリイカの産卵床を設置しました。
先々週、同じ周防大島町の外入漁港で産卵床を設置しましたが、その時の反省点と県水産課、漁業関係者のアドバイスを踏まえて色々工夫しました。
まず、産卵床の形を正方形にしました。今までは木を一列に並べただけでしたが、アオリイカが外敵から隠れて産卵できるように木を正方形に密集して並べ、漁礁に奥行を持たせました。また産卵に適した木材を把握するため、ツゲ、ヒノキ、竹の三種類を使用しました。さらに土嚢袋は白いものが一般的ですが、より警戒心を除くようにと目立たない黒色を使用。イカのお母さんになったつもりであれやこれやと案を出しあいました。
その結果できた産卵床は今までより大きく重いものとなったので、海への投下はクレーンを使用しての作業となりましたが、無事4台設置できました。雨上がりで作業環境が悪い中お手伝い下さった方々、本当に有難うございました。
事業紹介
魚道・産卵床