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魚道・産卵床
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山口県5月14日・山口県周防大島外入漁港でアオリイカの産卵床設置

 
平成28年5月14日山口県大島郡周防大島町外入(とのにゅう)漁港にてアオリイカの産卵床を設置しました。周防大島町での設置は今年で3回目となります。昨年は産卵が確認されず残念な結果となりましたが、今年は木材をツゲからヒノキに変えて実施いたしました。
作業は前日から開始し、ヒノキ伐採、枝木の高さ調整、結束、運搬作業と、5月とはいえ汗の出る作業でした。まず伐採したヒノキを1.5~2mの高さに揃え50㎝間隔で5本並べます。これらに垂直になるよう2mの鋼管2本ではさみ針金で結束します。また枝木の上には転倒防止の為の浮きとしてペットボトルを10本取り付けます。この産卵床を4セット作成しました。
設置当日は風が強かったため船が流されてしまい投下するのに苦労しました。投下後は産卵床1セットごとに土嚢袋(約15kg)を4個取り付けます。この日は海中の透明度も悪かったのでダイバーの作業にも時間がかかりましたが、なんとか4列設置することが出来ました。本当に大変な作業でしたが、漁協や自然と釣りのネットワーク、ダイバーの方々の協力のもと無事設置できたこと、誠に感謝しております。今後の潜水調査に期待が膨らみます。
反省点としてはダイバーや若い人の手伝いが少なく負担が大きかったことです。若い方のボランティアをどう増やしていくかが今後の課題です。

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